子供たちにどんなお手伝いをお願いしていますか?我が家の長女は、すこし遅めの5歳から、次女は3歳よりちょっと前からお手伝いをしています。
お手伝いのメリットは、食育、知育、自立・・・調べるとその効果は思っていたよりもスゴイんです。
お手伝いを考え始めたとき、問題になってくるのは、「お願いするママの気持ち」じゃないでしょうか。特に、子供たちが喜ぶキッチンのお手伝いは、手間が増える、キッチンが狭い、火や包丁は危ない、いろんな壁が出てくるんですよね。
実際、私も長女の時にはなかなか経験させる気になりませんでした。保育園でもたまにクッキングすることもあるから、家ではまだまだ先でいいかも思っていたのが、正直なところです。
でも、下の子は、3歳から自然に始めました。そんな2人の様子を見ていると、長女にも「もっと早くお手伝いを経験させればよかったかも」と思っています。
というわけで、お手伝いを経験させてみようかなと考えているママに教えたい、3歳でもこんなにできる共働きの我が家のお手伝いを紹介します。
期待ゼロからスタート
長女のお手伝いデビューは、妹が生まれた5歳の時。
両親に産後のお手伝いもお願いできない、主人も深夜帰宅という状態。今でいうワンオペの状況。単純にお願いできるのが、長女だけだったのです。
だから、自立とか、食育といったものをまったく意識していなくて、赤ちゃんが寝ている間に「一緒にやってもらえたら助かるなぁ」という程度で、期待ゼロ。
でも、やってみれば、思ったよりできるので、お手伝いというか、もはや戦力です。
3歳でお手伝いするには?1人でできることを用意した
逆に、下の子の場合は、すでにお手伝いしている姉がいて、お手伝いはごく普通のこと。
でも、小学生と同じ事をするのは、さすがに難しくて、なかなかうまくできない、本当は1人でやりたいのに・・・と面白くないんです。
私自身も、あのとき長女に助けられたから、子供のお手伝いに対するハードルが下がっています。でも、3歳がお手伝いなんて、まだまだ無理かなと思っていました。
なので、すごく簡単なことから始めました。あの時の「一人でできた」という満足げな顔とやり終わったあとの笑顔は、とってもかわいいのです。
はじめの頃は、ミニトマト、そら豆やスナップエンドウの下処理だったり、キャベツをちぎってもらうといった、道具のいらないお手伝い。
特に、このちぎりキャベツはいろいろ使えて便利です。小さくちぎれば、お好み焼きに。大きくちぎって、定番の野菜炒め、焼きそばなどバリエーションも豊富。調味料をいろいろ変えてもみこめば、簡単に副菜ができあがります。
私自身は、作り置きは苦手なので続きません。でも、子供たちが野菜を切ったりした処理してくれるので、私はゆでたり、調味料をいれたりするだけ。
それだけで、冷蔵庫には野菜を使ったおかずがある・・これってなんだかうれしくないですか。
おまけに、苦手なニンジンも、「自分で皮をむいた、包丁で切った」それだけで、もりもり食べますよね。そんな、食育の魔法もバッチリなんです。
やらなきゃ損!3歳からのお手伝いは実はオススメです
かつての私のように、3歳なんて、まだまだ手間も時間もかかるから、お手伝いなんて無理って思う人もたくさんいますよね。
でも、広くて作業しやすいダイニングテーブルを使えば、キッチンの狭さや物の多さを心配することなくお手伝いできるんです。
というわけで、当時のメモをもとに我が家での3歳のお手伝いを紹介します。
<道具のいらない手伝い>
おにぎり
ラップを広げたところに、ごはんをのせて自分で握る。のりをちぎって、気分はキャラ弁もどきが完成。
野菜の下処理
キャベツ、トマト、そらまめ類が簡単。ミニトマトは、つまみ食いするので、多めに用意すると慌てずにすみます。
<初めての道具はピーラーがおススメ>
ピーラーは、初めての調理道具にぴったりです。刃が指にあたらないように配慮された、子供の手のサイズにあったものを準備しましょう。大人にも時短料理にかかせないオススメのアイテムです。
パパママキッズピーラー PK-12
ピーラーは皮むきだけでなく、そのまま薄くスライスして、鍋・サラダ・炒め物に使えます。薄いから、火の通りもよく、味も付きやすいといったメリットもあるんです。
<誕生日プレゼントにもぴったりの子供包丁>
バナナなどやわらかいものなら、家にあるテーブルナイフでも十分カット(押切り)できます。
本格的な子供包丁なら、切れ味もよく無理な力がかからず、ケガもしません。キュウリや、ハムなどを切って、サラダやサンドイッチなども。
台所育児 包丁 大 カバー付き DI-53
経験は成長の一歩
いかがでしたか?できるようになると、そこそこ戦力として期待してしまうのですが、残念ながら本人の気分が向いたときしかしません。
でも、「お手伝いする?」って声かけだけは毎回しています。
今回、我が家でお願いしているお手伝いの内容を紹介しましたが、まずは作業しやすいテーブルがあればいつでもスタートできますよ。
子供の興味に合わせたり、我が家のように生活に密着したお手伝いでもいい、まずは1度お手伝いを経験させてみませんか?