子供の鼻血

子供がよく鼻血を出す理由

※この記事にはPRを含んでいます

4e84fe8

子供は鼻血をよく出すものです。でも、わかっていてもいざ我が子が鼻血を出すとあたふたしてしまいますね。なぜ子供は大人と比べて鼻血が出やすいのでしょうか。出やすい原因をまとめてみました。

 

子供が鼻血を出す原因

子供が鼻血を出すには大きく分けて2つの理由があります。

  • 原因1 粘膜が傷ついて出血する
  • 原因2 興奮や暑さで鼻の血管が広がって出血する

詳しく説明していきますね。

原因1 子供の鼻血は粘膜が傷ついて出血する

多くの場合、子供の未熟な粘膜が傷ついて出血します。鼻血はほとんどが入口あたりにあるギーゼルバッハ部位という場所から出ます。そこは細い血管がたくさん密集しているため、ちょっとした刺激で傷ついて血が出てしまうのです。さらに子供の場合は大人と比べてまだ粘膜が未熟でとても弱いので、少しの刺激で鼻血が出てしまいます。

子供って、気が付くと鼻をほじったりしていませんか?ぼーっとテレビを観ていたりすると、無意識で鼻をほじっていることがありますよね。直接触ることで粘膜が傷付き、鼻血が出てしまうのです。一度傷付いてしまうと、また傷のかさぶたを触って鼻血がでるという繰り返しになることも多いです。

あとは、鼻のかみすぎもよくありません。風邪をひくと鼻の粘膜が弱くなります。そんな状態で思いっきり鼻をかむと、さらに粘膜が傷付いて鼻血が出てしまうことがあります。風邪以外にも副鼻腔炎、蓄膿症の場合も鼻血が出ます。どちらも黄色や緑の鼻水が出ます。やはり鼻の粘膜が充血したり敏感になりますので、出やすくなります。鼻水が出やすいということでいうと、アレルギー性鼻炎も鼻の内側に炎症がおこるので、血管が破れやすくなります。

原因2 子供の鼻血は興奮や暑さで鼻の血管が広がって出血する

暑さで鼻の血管が膨張して、血流がよくなった結果鼻血が出ることもあります。例えば発熱している場合や、お風呂に入った時です。また季節でいうと夏も鼻血が出やすい季節です。遊んで興奮しすぎると出ることもあります。暑い時には冷房をうまく活用したり、涼しい機能下着を付けたりして体温の上がりすぎを抑えてあげましょう。

子供の鼻血は重大な病気が隠れている場合もあります

たいていの場合、5~10分程度で鼻血が止まるようなら問題ありません。ただ、あまりに長い時間鼻血が止まらない、頻繁に出る場合には注意が必要です。

白血病、血小板減少症、先天性血液凝固因子欠乏症などさまざまな病気が考えられます。血液が固まりにくくなる病気ですので、鼻血といった症状の他に、歯磨きをした時に歯肉から血が出る、すねにアザがたくさんできている、なんだかだるそうにしている症状があったら一度受診をおすすめします。

耳鼻咽喉科で診察、血液検査をすれば病状がわかります。白血病は早期発見すれば治る確率が高い病気です。重大な病気を早期発見できれば良し、逆になんでもなければ安心ですので、あまりに鼻血がよく出て他の症状もある場合は病院を受診しましょう。

 

子供の鼻血は心配しなくても大丈夫

今回は子供がよく鼻血を出す理由についてご説明しました。鼻を打って転ぶ、鼻ほじりをする、そもそも粘膜が未熟で刺激で出血しやすいことが主な理由です。成長することで、鼻血を出すことは少なくなっていきますから大丈夫です。

鼻血が出た場合も圧迫止血をして15分程度で止まるようなら心配はありません。ただ、なかなか鼻血が止まらない場合や、出血量が多い場合はなにか重大な病気の兆候かもしれません。安心のためにも耳鼻咽喉科で検査をしてもらいましょう。

※この記事にはPRを含んでいます

-子供の鼻血

© 2024 オンラインキッズの英会話 Powered by AFFINGER5