何だか口の中が血の味がする。歯を磨いているときに歯ブラシが赤く染まっていた。
このような経験、何度かありますよね。そうなるとどうしても不安になるもの。
でも、しばらくすれば出血も落ち着き問題ないこともあるかもしれませんね。しかし、子供の場合ですと自分以上に心配してしまうもの。
何かの病気や症状なの?早く歯医者に連れて行かないといけないの?不安は尽きませんよね。
そこで、子供が歯茎から出血した場合の対処法を中心に説明していきます。
歯茎の出血の原因もいろいろ
歯もそうですが、歯茎もとってもデリケート。ちょっとしたことで傷ついて出血してしまいます。
例えば、歯磨きをしているときですね。歯ブラシのブラシ部分が歯茎に当たり、それで出血することはあります。
この場合には、基本的にしばらくすれば出血は落ち着くはずです。そのときに大切なのは、歯ブラシを強く当てすぎていないか?
この点を確認して、ゴシゴシと磨いていたら、優しく磨くように教えてあげてくださいね。また、乳歯が抜け落ちたときにも歯茎から出血が伴います。
特にこれは自然に起きることですので、問題になることはありません。ただし、出血した歯茎のところは雑菌に晒されやすくなります。
そのため、しばらくの間は乳歯が抜け落ちた部分を確認してくださいね。そして、歯茎から出血したときに注意してほしいのが、歯茎の状態ですね。
特に歯茎が赤く腫れている、または歯肉がブヨブヨしている場合です。それは歯肉炎や歯周病が起きている可能性が大きいです。
原因は虫歯菌の炎症に伴って起きていることがあります。虫歯の兆候の可能性もあるため一度歯医者に診てもらうことをおすすめします。
このときの対処法は、歯磨きがきちんとできているかシッカリ確認しましょう。
歯茎の出血と膿がたまっている場合は早めに歯医者に!
歯茎の一部が膨れていて膿がたまっている場合、虫歯菌が歯茎の奥まで進行している可能性が高いです。他の歯にも影響する可能性も高いため、早めに歯医者にいって適切な治療を受けましょう。
このときにやってはいけないのが、膿を出してしまうことです。そうすると、そこからさらに雑菌が入り、さらに炎症を引き起こしてしまいます。
絶対にやらないようにしてくださいね。膿がたまっている場合、歯医者では抗生物質による治療と歯茎を開いて取る治療に別れます。
歯茎から出血した場合、そこには虫歯の原因も大きく関わってきます。特に子供は虫歯になりやすいため、歯そのものだけでなく、歯茎の状態もシッカリと確認してくださいね。