あなたが子供の頃、虫歯になって歯医者に行った経験はどのくらいありますか?
治ったと思ったら別の歯が虫歯になってしまった。それで歯医者に行くのがすごくイヤになってしまった。このような経験があるかもしれませんね。
そして、そんな自分が苦労したイヤな経験を子供にもさせたくないですよね。つまり、親が子供の虫歯や歯のことについて、シッカリ理解したうえで、虫歯予防をすることが大切です。
では、どのようにすれば虫歯予防に繋がるのか?この点を詳しく説明していきます。
子供に虫歯菌を渡さない
まだ子供が小さいとき、子供の歯はキレイな状態です。
ところが、親から虫歯菌をもらうことで、虫歯になる要因を増やしてしまうんですね。例えば、子供にキスをするのも実は要注意!
唾液から虫歯菌をもらい、いわゆる感染してしまいます。他にも親が食べたものや口移しで食べさせるのも、虫歯を増やすようなもの。
もちろん、それを完全に防ぐことはできないかもしれません。でも、子供に虫歯のバトンを代々渡さないように注意してくださいね。
歯磨きを楽しいものに思わせる
「はみがきじょうずかな?」これを聞いて、懐かしい、ピーンと来た方もいるかもしれませんね。
これは、NHKの「おかあさんといっしょ」で放送されていた、歯磨きの歌ですね。子供が歯磨きをして欲しくても、楽しくないと飽きてしまうもの。最近は子供向けに、歯磨きのDVDがいくつもあります。
これを流して、音と映像にあわせて歯磨きをさせる方法がありますね。そうすれば、親が口うるさく言わなくても、すんなりと歯磨きをしてもらえるかもしれませんよ。
他にも虫歯に関する絵本もたくさんあります。それで、虫歯になると怖いと思わせて、歯磨きを進んで行わせるのも1つの方法ですね。
食べ物や飲み物にも注意する
「虫歯になるのは甘いモノを食べたから」子供の頃、虫歯の原因といったら決まってコレでしたね。
ところが今は、食べ物や飲み物の食習慣から虫歯になる、と改められました。つまり、甘いモノがすべて悪い、というわけではないんですね。
食べ物であれば、よく噛んで食べるように、固い食べ物を食べることが大切です。そうすると、何度も噛むことで、唾液の分泌がよくなり、虫歯の抑制に繋がります。
他にもジュースなど酸の強い飲み物は、歯の表面を溶かし、虫歯の原因にもなってしまいます。
このように子供の虫歯をなくすには、まずは親が虫歯について知ることが大切なんですね。いきなりは難しくても、少しずつ子供と一緒に虫歯予防をすることから始めてくださいね。