子供の歯磨き・・・ちゃんと上手にできているでしょうか?
子供の歯磨き方法といっても実は2つに別れます。
1つ目は、歯が生え始めた赤ちゃんで、自分では歯を磨けず親が行う場合です。
2つ目は、子供が1人で歯磨きができるようになった場合です。
では、どのようにすれば虫歯の予防をしながら歯磨きができるのでしょうか?
その点を中心に説明していきます。
子供の歯は虫歯になりやすいの
昔に比べるとデンタルケアの製品も増え、虫歯の数も減りました。とはいっても、やはり虫歯がゼロになることはありません。
そして、大人よりも子供の方が虫歯になりやすいですね。歯の磨き方そのものもありますが、やはり歯の質が大人と比べて違うからです。
乳歯は生え変わった後の永久歯と比べて、作りが頑丈ではありません。ちょっとしたことで虫歯に晒されやすくなります。
また、生え変わるまでの仮の歯ということもあるからなんですね。だからこそ、親である大人が子供の歯について知っておくことが大切です。
歯が生え始めた赤ちゃんの場合
乳歯はだいたい生後8ヶ月くらいから少しずつ生え始めます。そして、子供が歯磨きを好きになるか、嫌いになるかの重要なボーダーライン。
ここで失敗すると歯磨き嫌いを克服するのに、時間がかかるので注意してくださいね。まずは、歯ブラシを当てる場所に注意することです。
あなたが歯磨きするとき、どの部分に歯ブラシを当てるでしょうか?まずは、乳歯そのものを優しく1本ずつ丁寧に磨くことですね。
そして注意するのは、歯茎や歯肉の部分です。なるべく乳歯と歯肉の境目までにして、歯肉の根本まで磨かないことです。
ここに歯ブラシが当たると、まだ肌に敏感な赤ちゃんは嫌がって泣いてしまうんですね。これが元で歯磨き嫌いの原因になることも・・・
力を入れすぎることなく優しく丁寧を心がけてくださいね。
子供が1人で歯磨きができるようになった場合
歯磨き嫌いが根付いてしまうと、嫌がって歯磨きしないこともあります。そこで、歯磨きを楽しめるように、歯磨きのDVDを用意して、それとあわせて磨きましょう。
そうすれば退屈な歯磨きも、映像と音に気を取られて、いつの間にか終わります。そして大切なのは、親の仕上げ磨きですね。
歯の本数も多いので、シッカリとチェックしましょう。ただし、赤ちゃん同様に歯肉に当てすぎると痛がるので気をつけてくださいね。
そして、仕上げ磨きのときは、子供も退屈してガマンできません。そのようなときにはテレビを見せながら行う、話しかける、など歯磨きから意識を外すのもテクニックの1つです。
そして歯磨き後はシッカリとほめてあげてくださいね。
まずは、親自身も子供の歯磨き方法をシッカリ身につけて、虫歯から守ってあげることが大切です。