子供に歯が生え始めたら用意するもの、といったら歯ブラシですね。赤ちゃんは8ヶ月を過ぎる頃、前歯の乳歯が生え始めます。
つまり、この時期から歯ブラシを一生使い続けることになるんですね。しかも歯ブラシの選び方によって、虫歯になりやすいか、そうでないかも別れる重要なポイント。
最近は、糸ようじのフロスや舌専用の歯ブラシなど、昔に比べてデンタルケア製品が増えました。選択肢が増えた分、大人でも迷ってしまいますよね。
そこで、子供の歯ブラシの選び方は何を基準にすればいいのか?その点を中心に説明していきます。
毛の硬さは普通の硬さを選ぶ
毛の固い歯ブラシの方が、キレイに取れるのでは、と思われたかもしれませんね。確かに汚れ落ちはいい分、歯茎などを傷つけてしまうこともあります。
また、子供が痛がって歯磨きが嫌いにもなりかねませんからね。子供用の歯ブラシであれば、大人と比べて硬さも柔らかめだと思います。
歯ブラシのヘッドは小さめを選ぶ
子供の口の中は大人と比べて小さめ。そして乳歯は永久歯と比べ、同じく小さくなります。
歯が小さく密集しているということは、大きな歯ブラシでは歯のスキマまで届かないことも。そこで、歯ブラシのヘッドは小さめのものを選びましょう。
ある意味小回りができるため、スキマにも入りやすくなるからです。
歯ブラシのブラシ部分はナイロンで十分
歯ブラシのブラシ部分は、ナイロンと動物の毛の大きく2種類があります。
こちらはナイロンの歯ブラシで、十分に歯磨きすることができます。
歯ブラシの持ち手部分はストレートタイプがおすすめ
歯を磨くときに持ちやすくするため、グリップがついているものがあります。また、力を入れすぎないようにするため、ブラシの近くがバネ状になっているものがあります。
基本的には、何もなくストレートタイプの歯ブラシで十分です。デザイン性よりもシッカリと磨けることが大切なんですね。
ブラシ部分もストレートタイプで十分
ブラシ部分も山切りカットのギザギザ状のもの、先端が丸いものなどがありますよね。
しかし、そのようなものは不要で、通常のストレートタイプで十分です。
仕上げ用の歯ブラシを1本用意しておく
普通の子供用歯ブラシと何が違うの、と思われたかもしれませんね。やはり、子供に歯を磨かせると、どうしても汚れが残ってしまうもの。
そこで、大人が磨きやすいように仕上げ用の歯ブラシがあります。こうすることで、よりキレイに歯を磨くことができます。
このように子供にあった歯ブラシを見つけて、虫歯からシッカリ守ってあげてくださいね。