歯を磨いているのに、なぜか虫歯になってしまう・・・他の子供と比較して、そのように感じたこともあるかもしれませんね。
実は意外かもしれませんが、歯磨きの仕方や有無だけで虫歯になるかは決まりません。他にも体質的な要素、そして環境によっても大きく変化します。
足の早い子供もいれば、遅い子供もいる。身長の高い子供もいれば、低い子供もいる。
健康な子供もいれば、病気になりやすい子供もいる。虫歯に関しても全く同じなんですね。
では、子供が虫歯になりやすいのは諦めないといけないの、と思われたかもしれません。しかし、体質改善や生活環境を改善することで、少しでも虫歯を予防することができます。それでは、どのような要因があるのか、これから説明していきます。
唾液がたくさん出る子供は虫歯になりにくい
うちの子供は唾液が出やすいのか?そう言われても判断するのは難しいところですね。
実は唾液には虫歯を抑制する成分が入っている、殺菌作用があります。他にも口が渇くと、虫歯菌が一気に増殖します。
特に睡眠中は唾液の出る量が少ないため、虫歯になる危険性が高まります。だからこそ、寝る前の歯磨きはとても重要なんですね。
間食が多い子供は虫歯になりやすい
三度の食事だけでなく、おやつをよく食べている場合、虫歯になりやすくなります。その理由は、食べ物が口に入ると、その数分後には虫歯菌が一気に増殖します。
そして、おやつを食べても歯を磨かず、そのまま食事となると、虫歯菌にとっては好都合!いくら歯を磨いても、栄養源が常にあれば虫歯になりやすくなります。
口呼吸する子供は虫歯になりやすい
本来呼吸は鼻で行います。口でも呼吸はできますが、基本的には飲食するための機能です。口呼吸をすることで、必然的に口の中が乾いてしまいます。
そうなると、唾液も少なくなり、虫歯が増殖してしまうんですね。また、口呼吸をする子供は歯並びが悪く、それによって虫歯になりやすくなります。
ストレスが少ない子供は虫歯になりにくい
仕事で緊張したとき、失敗したときに、口の中が乾いた経験ないでしょうか?
実は、ストレスがかかると、唾液の出る量が少なくなってしまいます。
そこで、子供を急かして、場合によっては叱っていることはないでしょうか?何気ない一言が子供にとってはストレスに感じます。
勉強ができなくても、運動ができなくても、それでいいじゃないか。そのような感じで子供を見守る方が、ストレスがなく逆に健康的な体になります。
このように虫歯になりやすいかそうでないかは、このような要因があります。歯磨きだけでなく、これらの要因もチェックしてくださいね。