足の裏のイボのウソ?ホント?
足の裏のイボはとにかく厄介で、病院に行くべきか外用薬で自分で治すか悩むところですが
ウソの情報に惑わされて行った事で、症状が悪化してしまう事もあります。
特にやってしまいがちな事を交えながら、その情報はウソなのか、本当なのかをお伝えしたいと思います。
・イボを削るのは完治に役立つ?!
これは嘘です。
絶対に止めましょう。
特にこのイボを削るのは、微細な傷を多く作り易く、その傷にまたウイルスが感染する事で
イボが大きくなったり増殖したりします。
出来るだけイボには触らずにしておき、触った際には必ず手を洗い物を触るように注意しましょう。
・ウイルス性イボは人に移る?!
これは本当です。
例えばヒトパピローマウイルスが感染した個所を触った手で物を触り、そのウイルスが付いた物を
傷がある手で触った際に感染します。
傷が無い場合には問題は有りませんが、基本的にささくれ程度の傷でも感染するので
ご家族がいる方は特に注意が必要です。
・イボがある人はプールに入れない?傷がある時はプールは止めた方がいい?!
基本的にイボがある方はプールのみならず、温泉などの皆で使用する場は控えた方がいいでしょう。
(例えば温泉やジム等が該当します)
傷がある時も感染する可能性があるので止めた方がいいでしょう。
特に性行為した後などは公共の場は使用しないように避けるべきです。
イボに限らずコンジロームを発症する可能性もあり、女性の場合では
ヒトパピローマウイルスが局部に感染する事で子宮頸癌の発症リスクを高める原因にもなります。
・放置してもイボは完治する?!
答えは、どちらとも言えません。
たまたま良くなる事もありますが、逆に悪化する事もあります。
悪化した場合には、イボが大きく成長したりイボの数が増えてしまう可能性を強めてしまいます。
そうなると治療時に強い痛みを伴う事も多く、痛みに耐えながら数回に分けて治療を繰り返す必要があります。
どれも安易に行ってしまいがちな行動ですが、知っておき注意する事で
イボの発生や症状の悪化を防ぐ事も可能です。
イボが出来たと気づいたら自己判断せずに、医師にきちんと診てもらう事が大切です。